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目次
「ブラウザ」とはホームページを表示してくれるソフト
ニュース番組を見たいときにテレビの電源を入れるように
私達はインターネットで調べたいものがあるとブラウザを起動します。
現在世界で一番有名かつ普及しているブラウザ「GoogleChrome(グーグルクローム)」(以下Chrome)は
パソコンを使う人なら一度はアイコンを見たことがあるかと思います。
このChromeやInternetExplorer(インターネットエクスプロ-ラー:以下IE)、
MicrosoftEdge(マイクロソフトエッジ)、Firefox(ファイアフォックス)など
ホームページを表示してくれるソフトを「ブラウザ」と呼びます。
IEはMicrosoftが開発したブラウザでChromeがシェアを奪うまで長らく普及していた「ブラウザ」です。
昔は一般的でみんな使っていたIEの使用頻度が低くなっているのでしょうか。
まずは、IEとその他のブラウザ(今回はChromeについて)の違いについて解説していきます。
上記の理由でIEの開発は行われていないのですが、WEBの世界は日進月歩で技術が進んでいます、
そのためIE開発終了後もどんどん新しいサービスがリリースされていますが、
それらはモダンブラウザを利用することを前提に作られていることも多く
古いブラウザでは使えない機能などが存在します。
例として、YouTubeをIEで閲覧するとブラウザが対応外である旨を知らせる表示が現れます。
IEを使い続けるデメリットとしては、「いつサポートが終わるか分からない」ということが挙げられます。
MicrosoftはIEのサポートを徐々に終了しており、IE10というバージョンは2016年にサポートが終了し
現行の最新バージョンである、IE11についても段階的にサポートを終了することを発表しています。
サポート切れのIEを使うと危ないの?
これはブラウザだけでなくセキュリティ全般で言われていますが、
セキュリティの基本はサポート切れのソフトを使わず、常に最新版に更新を行うことと言っても過言ではありません。
これは車検の切れた車に乗り続けるようなもので、
サポートが切れた時点で使用している間の安全は誰も保証してくれない状況になります。
また、パソコンのウイルスなどは自身のパソコンだけでなく
感染した時点で他者への攻撃を始めるウイルスなどもあるため、
気付かないうちに自分が攻撃者となってしまう場合もあります。
また、Microsoftのサポート終了を待たずにWEBサービスなどがサポート対象外としている場合も多くありますので、
今まで使っていたサービスが突然IEのサポートをやめてしまうということも考えられます。
では、Chromeを使うメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
今回は3つのメリットをご紹介させていただきます。
現在のWEB制作の現場ではChromeが標準ブラウザとなっており、
開発もChromeを使用して行われています。
基本的にChromeで開発を進め、他のブラウザは最後に確認という流れになるので
必然的にChromeが基準となっています。
また、サービスの設計の際もChromeで使えることが前提になっていることが大多数なので
Chromeを使っていれば使えないサービスは無いということになります。
GoogleChromeはGoogleの提供する各種サービスの根幹となるソフトでありまた、
Firefox以外のブラウザの多くはChromeをベースに開発を進めているため
Chromeの開発が終了するということはブラウザ全体に大きな影響を与えます。
そのため、余程のことがない限りサポートやバージョンアップが期待できます。
GoogleもChromeの開発には力を入れており非常に短いスパンでバージョンアップが行われています。
Chromeはユーザー数も多いので多くの拡張機能もリリースされています。
拡張機能は各ブラウザごとに作り方が違うため基本的にはChrome用の拡張を作って
必要があればFirefox版などもリリースするという考え方になりますので、
Chromeの方が多くの拡張機能を使用できます。
便利な拡張機能については他の記事にて紹介しておりますので、もしよろしければそちらもご覧ください。
【作業の効率化に最適!】便利なGoogle Chrome(クローム)拡張機能3選
https://everyfine.e-tenki.co.jp/tips/11429
人が扱う道具は時代に沿って進化していきます。
ガラパゴスケータイ(ガラケー)がスマートフォンに変わったように、ブラウザも新しい物へと進化して移行していきます。
実はIEが普及する前にもNetscapeというブラウザが圧倒的なシェアを持ち
標準的なブラウザとして普及していました。
しかし、現在はその存在を知る人は、ごく一部の人々だけとなってしまいました。
このようにインターネット上のサービスは同じものを継続して使うのではなく
常に新しいものを使い、必要があれば移行していくということが普通になっています。
ブックマークの移行などが手間だと考えている方もこのタイミングや
パソコンの買い替え時などに新しいソフトへ移行を検討してみてはいかがでしょうか。
ブラウザの解説やChromeのダウンロード方法はこちらでご紹介させていただいております。
https://everyfine.e-tenki.co.jp/tips/4085/
ご参考いただけましたら幸いです。
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