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こんにちは!EveryFineです!
自社のホームページに、お問い合わせや資料請求・購入用のフォームの設置をされている方も多いのではないでしょうか?
「WEBマーケティング」や「ホームページ改善」というと、
広告の出し方やホームページのデザイン修正に目が行きがちでフォームについては後回しにされてしまいがちです。
今回は、フォームを改善すべき3つの理由をご紹介します。
EFO(Entry Form Optimization:エントリーフォーム オプティマイゼーション)とは、
「入力フォーム最適化」の略称であり、ユーザーが使いやすいように入力フォームの改善を行うことを言います。
ユーザーは、入力ミスでエラーが出てスムーズに申込できなかったり、
項目数をみて手間がかかると感じるとすぐに離脱してしまいます。
その「フォームまで訪れているのに途中でやめている」という、
購入意欲があるのに離脱しているユーザを最小限に抑えるための施策がEFOになります。
ユーザーを離脱させないためには、フォームの入力を簡単で使いやすいものにする快適さが求められます。
申込みフォームにまで到達したにも関わらず、離脱しているユーザーは約7割と言われています。
ホームページによっては8割、9割近くにまで及んでいるケースもあります。
少なくとも、どのようなホームページでも離脱率が5割を超えているようであれば、
フォーム自体に離脱したくなるような原因が隠れていると考えられます。
また、ユーザーが入力フォームから離脱してしまう理由は「入力項目が多い」「意図しないエラーが出た」といった不便性による、
「入力フォームに対する不満」から来ているとの調査結果もあります。
出典:https://www.slideshare.net/tanakayoshikif-code/seminar-2014-06dl
ホームページ上のユーザーは、思うように操作できない・入力したくないと思った瞬間に、
他社の快適なホームページを求めて離脱してしまいます。
そのため、いくら魅力的なサービスでも、
途中の操作が複雑であれば購入を諦めて離脱されている可能性も十分にあります。
「ホームページをリニューアルした」
「広告で色んな施策を試している」
「競合と比較しても商品は悪くない」
という状況でコンバージョン率の改善に伸び悩んでいる場合、
EFOがきちんとできているのかどうか、今一度確認してみてはいかがでしょうか。
では、実際にEFOを進める上でやるべきことにはどんなことがあるのでしょうか?
今回は3つポイントをご紹介させていただきます。
フォームの項目はできる限り減らして、必須項目も最小限にしましょう。
ある事例では、入力項目を11項目から4項目に減らしたことで、コンバージョン率が2倍以上になったケースもあるそうです。
ユーザーから出来る限りの情報を引き出すことより、まずは自社とユーザーの接点を作る事が重要になります。
改めてフォームに不要な項目、削っても問題ない必須事項がないか等確認してみてください。
「次へ進む」ボタンはサイズを変えたり目立つ色にしたりするなどして、
パッと見でボタンが押せるようにしましょう。
反対に、「戻る」や「修正」といったリンクを置いている場合は、
そのリンクは色をグレーにするか、テキストにするなどして目立たないようにしましょう。
あるホームページではこの改善により、
「戻る」ボタンのみテキストリンクにしたところコンバージョン率が1.5倍になったそうです。
登録の途中で誤って「戻る」ボタンを押してしまうと、最初から入力しなくてはいけなくなります。
そうなると、ユーザーが再度入力をする確率は低くなってしまいます。
ユーザーへ次にしてほしい動作は、パッと見て分かるようにしておきましょう。
ページ上部に現在入力している状況のナビゲーションで、あとどれくらいで入力が終わるのかを見せることが重要となります。
「今は個人情報の入力か」「残りは入力情報の確認だけか」
と一目でわかるようにしておきましょう。
ある事例では、ナビゲーションをつけることをはじめとしてフォーム全体の改善を行ったところ
コンバージョン率が2倍以上になったそうです。
フォーム入力という面倒な作業において、いつまで続くかわからないフォームは、
ユーザーにとって離脱の原因になってしまいます。
ユーザーに今何をしていて、あとどれくらいで終わるのかはきちんと伝わるようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
フォームも必要な情報を得るためだけではなく、
実際に使用するユーザーの使いやすさも考えて修正・変更してみてはいかがでしょうか?
ご参考いただけましたら幸いです。
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