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こんにちは!EveryFineです!
皆さんは「Cookie(クッキー)を有効にしてください」という表示を目にしたことはないでしょうか。
Cookieとはホームページに訪れたユーザーのデータを一時的に保存しておく仕組み、または保存した情報のことを言います。
本記事ではCookieがあることによって発生するメリット・デメリットやCookieの設定方法について説明していきたいと思います。
目次
私たちがホームページにアクセスした際、サーバーはユーザーのアクセス回数やページ内での行動などのデータをファイルとしてブラウザに保存します。
このファイルがCookieの正体です。
Cookieは一定期間ユーザーのブラウザで保持することができ、ユーザーがWEBサービスを快適に利用する上で重要な役割を担っています。
例えば、TwitterやInstagramなどのログインが必要なサービスは初回のアクセス時にログイン情報が保存されるため、
いちいちIDやパスワードを入力する手間が省けます。これは、Cookieにログイン情報が記載されているおかげです。
また、ショッピングサイトにもCookieが活用されています。
一度ページを離脱してもユーザーIDやカートの情報がCookieに保存されるため、
再度アクセスした時に途中の状態から買い物を続けることが出来ます。
Cookieは便利な機能である反面、利用する上で注意しなければいけない点が存在します。
大まかに二つご紹介しますのでそれぞれについて理解しておきましょう。
ほぼ全てのブラウザは基本的にCookieを受け入れる設定になっており、
保存されたCookieの情報によって閲覧履歴やIPアドレスが推測できるようになっています。
このおかげでターゲティング広告を出稿できるのですが、プライバシー保護の観点から問題視され始めています。
プライバシー保護の意識が高いEU圏内ではCookieを個人情報として取り扱い、無断でのCookie取得を禁止する法律まで制定されました。
近年、ホームページにアクセスした際に「Cookieの使用」の許可を求めるメッセージが増えてきたのは、
個人情報であるCookieの取得に同意を求めるのための手段なのです。
Cookieには様々な情報が保存され、非常に便利に活用できますが、もし第三者に盗まれたときには勝手にログインされ、
不正利用されてしまう危険性があります。
その為、ログインや個人情報を入力するページがある場合はページのSSL化などを行い、セキュリティのリスクを最小限に抑えるようにしましょう。
また、ネットカフェなど他の人も使えるパソコンにログインする場合は次章でご紹介する方法でCookieを無効にすることをおすすめします。
では実際にCookieを無効、削除するために、今回は主要ブラウザであるGoogle Chromeでの設定方法を解説していきます。
ただし、Cookieを削除すると保存されていたユーザー情報やお買いもの情報が削除されることになりますのでご注意ください。
Cookieはユーザーの情報を保存したり、広告出稿にデータが活用出来たりと、非常に便利です。
ただし、プライバシーやセキュリティの観点から見ると少なからずリスクがあるということも覚えておきましょう。
日本ではCookieの取得は違法化されていないものの、世界的に個人情報の取り扱いは規制を強化している傾向にあります。
Cookieを利用する上ではプライバシー保護の重要性もあるということをしっかり認識した上で、活用するようにしましょう。
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