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こんにちは!EveryFineです!
皆さんはホームページを運用していて、
過去に掲載していた内容を見返したくなったことはありませんか?
今回は過去に表示されていた内容を、
その時の状態に遡って見ることができるサービス「Wayback Machine(ウェイバックマシーン)」についてご紹介します。
料金は一切発生せず、SEO対策にも有効活用できるサービスなのでぜひご一読ください。
目次
Wayback Machineで過去のホームページを調べる手順は、下の通りです。
吹き出しで拡大表示した丸い水色で記されている日付がページ情報が保存されている日付です。
こちらの場合は9時と21時に2回情報が保存されているのでいずれかをクリックすると
その時間に保存されたページ情報が表示されます。
また、赤枠で囲んだ箇所は何年にどのくらいのデータを収集しているかを示しており、
棒グラフが伸びている年をクリックするとその年代に計測されたページ情報を見ることが出来ます。
このWayback Machineはカレンダーを見ても分かる通り、
毎日必ず情報が登録されているわけではありません。
ホームページによっては全く情報が保存されていない場合も有り得ます。
しかし、そういったホームページの為にWayback Machineには
手動で情報を保存できる機能が備わっています。
方法は下の画面赤枠内に情報を保存したいホームページのURLを入力し、
黄色の枠内の「ページを保存」をクリックするだけです。
約1分程で保存処理は完了するので時間を取られることもありません。
逆に保存されたページ情報を削除したい場合は
Wayback Machineの運営会社の「Internet Archive」宛に直接メールを送る必要があります。
下記のアドレスに削除したいページのURLと、
そのページ管理者であることの証明を送ると本部がデータ削除を行ってくれます。
mail:info@archive.org
ただし、Internet Archiveはアメリカに拠点を置く団体ですので、
メールは英文で送らなくてはなりません。
次に、Wayback Machineには具体的にどういった活用方法があるのかについてご紹介します。
Wayback Machineの活用はSEO対策を行う上で非常に効果的です。
運営しているホームページの検索順位に変動があった時に過去の状態と比較すれば、
その時に変更されたコンテンツなどがわかるので、
Googleの検索エンジンはどのようなコンテンツを評価しているのかということが調べられます。
また、自社サイトだけでなく競合サイトの過去の状態から現在の状態までを見ていくことで、
競合サイトが今までにどんなSEO対策を行ってきたかなどの動向を探ることも出来ます。
以前に何度か訪れたことのあるホームページや、
お気に入りに登録していたホームページがある日突然非公開にされていたり、
削除されてしまっていたという経験はないでしょうか。
Wayback Machineは閉鎖されたホームページであっても
過去の状態に復元して閲覧することが出来ます。
ただしページ情報が登録されていなければ意味がないので、
消えてしまったら困るページはあらかじめ手動で情報を登録しておくことをお勧めします。
今回はWayback Machineというサービスの使い方や活用例についてご紹介しました。
冒頭でもお伝えしたとおり、料金は一切かからず、
面倒な登録なども必要ないので気になった方はご利用してみてはいかがでしょうか。
過去のホームページを自社・競合含め検索順位の推移などと合わせて見比べることで、
SEOに強いコンテンツの特性にも気づけるかもしれません。
検索順位が下がった場合の原因調査など、SEO対策には非常に便利なサービスですので、
ぜひ役立てていただければ幸いです。
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fines-help@e-tenki.co.jp
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